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ながら灸 開発秘話

ながら灸開発に思いをこめて・・・

大阪の電気メーカーで生産技術、製品開発に約30年従事し、様々な設備や製品を世に送り出してきました。

人生の後半は自分の体が動かなくなるまでしかも楽しみながら医療福祉関連の仕事で社会に貢献したい、具体的には利用者が生きがいを持って生活でき るような支援、病気や障害等の機能回復につながる商品を提供する事業を立ち上げたいと、2009年末52歳の時に退職し社会福祉の学校で社会福祉士の国家資格を取り、福祉サービスと健康医療福祉機器を事業目的とする会社を2011年に創業しました。

身内の脳血管障害後遺症の不自由さを取り除きたいと思っていたのと、社会の功労者である高齢者が単に生かされているだけの状況が多いのを見て何と かしたいというのが動機でした。「健康機器」として世の中に出回っている商品の中には高価な上に効能が不明瞭なものが多いのも事実で、どうせやるなら本格 的な医療機器として開発したいと考えました。

しかしながら開発コンセプトはできたものの、ゼロからのスタートということもあり人物金の不足は深刻で、いかに会社時代は楽をさせてもらっていたかを痛感しました。
特に苦労したのが開発製造で金型製作費用や成形費用が計画の4倍以上にふくれあがり、そのまま行くと納期も間に合わないというピンチの時でした。 半年以上親身になって検討していただいた会社をあきらめ、ITを使ってラピッドプロトタイピングを行っているプロトラブズ合同会社と、低コストで生産でき る中国の会社を紹介してもらい7割のコストダウンが可能なところまで持っていき納期も間に合わすことができました。

危機的な状況に陥った時に手を差し伸べて頂けるのは本当にうれしいものです。協力会社や市、府、国、関連機関の支援を受け大学との共同開発、公庫の融資、会社の先輩や家族の協力等本当に有り難い支援をたくさん得られました。

おかげで参入障壁の高い薬事法の認証を取得し、丸4年以上を費やしましたが 医療機器として商品化されました。

活動しながら治療できる小型軽量でウエアラブルな医療機器がコンセプトで肩こり腰痛治療だけでなく将来的にはリハビリにも使えます。 今後は今回の開発で携帯型機器のプラットホームが確立できたので、温灸器の温熱の部分を磁気や電気、圧力、振動等に変えればいろいろな治療器に展開でき素早く世の中に送り出すことができます。

肩こり、腰痛等で苦しむ人を少しでも楽にしてあげたいと いう強い想いから生まれた『ながら灸』。
痛み苦しみで本当に悩んでいる人に使って頂きたいです。